クレジットカードは、学生にとって便利な決済手段のひとつです。
オンラインショッピングやひとり暮らしの生活費など、わざわざ振込やコンビニで支払わなくともクレジットカードがあればスムーズに決済できます。
しかし、はじめてクレジットカードへ申し込む学生にとっては審査のプロセスやカードの選び方などに対する不安も多いでしょう。
そこでこの記事は、学生におすすめするクレジットカードと審査に通りやすいポイントをご紹介します。
はじめてクレジットカードを利用する学生に向けて、注意すべきリスクや対処方法についても解説します。
学生のクレジットカード保有率は約60%以上

日本クレジット協会がおこなった調査では、大学生のクレジットカード所持率は61.1%でした。
これは2018年の調査報告で、半数以上の学生がクレジットカードを保有している結果が出ており、2025年でも同様かそれ以上の割合と予想されます。
クレジットカードは「オンラインショッピングでの決済が簡単にできる」「割引や特典がある」など、日常生活を便利にする手段として多くの学生が利用しています。
学生のうちにクレジットカードを持つことは、利便性を向上させるだけでなく信用スコアの蓄積やお金を管理する経験を積めるメリットもあります。
ただ、クレジットカードには学生を狙った詐欺や不正利用などの危険性もあるため利用には十分注意しましょう。
クレジットカードは18歳以上なら収入なしの学生でも申込み可能

多くのクレジットカードは「高校生を除く18歳以上」であれば、収入なしでも申込可能です。
ただ、学生限定クレジットカードの場合は収入条件は問われませんが学校や年齢が限られています。
たとえば、学生専用クレジットカードの「楽天カードアカデミー」と「ANAカード<学生用>」の場合、下記のように申込対象が異なります。
各学生クレジットカード申込対象
クレジットカード | 申込対象 |
---|---|
楽天カードアカデミー | ・18歳~28歳 ・大学/短期大学/大学院/専門学校に現在在学中の人 |
ANAカード(学生用) | ・18歳以上 ・大学/短大/専門学校/工業高専(4、5年生)/大学院に現在在学中の人 |
ANAカード<学生用>では、「工業高専の4・5年生」を受け入れていますが、楽天カードアカデミーでは対象外です。
また、楽天カードアカデミーでは、18歳~28歳までの年齢制限があります。
学生限定のクレジットカードへ申し込む際は、事前に申込基準を満たしているかチェックしておきましょう。
学生がクレジットカードを持つメリット

学生のうちにクレジットカードを持つメリットは、おもに下記の5つです。
- 支払いやオンライン決済が簡単にできる
- 旅行時の保険が付帯している
- ポイント還元でお得にやりくりできる
- お金の使い方を学べる
- クレジットヒストリーを築ける
クレジットカードは、店舗やオンラインショッピングでの支払いをスムーズにできるメリットが大きいでしょう。
一人暮らしをしている学生なら、公共料金など固定費の支払いもまとめられるため、お金の流れを把握しやすくなります。
若いうちからクレジットヒストリーを築くことで、将来ローンなどの契約を結ぶ際、審査にプラスの影響を与えられる可能性があります。
ただ、審査に悪影響を及ぼす延滞などのクレジットヒストリーも蓄積されるため、支払期日や使い過ぎには注意が必要です。
学生でも審査に通りやすいクレジットカードを選ぶポイント3つ

学生でも、審査に通りやすいクレジットカードを選ぶポイント3つをご紹介します。
はじめてクレジットカードへ申し込む学生なら、できるだけ審査通過の確率を高めたいと思うでしょう。
クレジットカードは、下記のポイントを基準に選ぶことをおすすめします。
- 年会費無料の一般カード
- すぐに作れるクレジットカード
- 学生限定のキャンペーンがあるクレジットカード
審査に通りやすいクレジットカードを確認し、審査通過の確率を高めましょう。
学生なら年会費無料の一般カードがおすすめ

学生がクレジットカードを発行するなら、年会費無料の一般グレードがおすすめです。クレジットカードには4つのグレードがあり、最も低い「一般グレード」が一般的です。
クレジットカードはグレードがアップするほど限度額や付帯保険が充実し、年会費もアップするため審査基準が厳しくなります。
ゴールドカードなど高グレードのカードに憧れを抱く人もいるかもしれませんが、審査に通過したいなら避けるべきです。
たとえば、三井住友カードではグレードによって、下記のような違いがあります。
三井住友カードのグレードによる比較
一般グレード(三井住友カードNL) | ・18歳以上(高校生を除く) | 永年無料 | 0.5% | ・海外旅行 最高2,000万円補償 ※国内対象外 ・ショッピング補償なし | 最高100万円 |
---|---|---|---|---|---|
ゴールドグレード(三井住友カード ゴールドNL) | ・18歳以上(高校生を除く) ・本人に安定継続収入のある人 | 5,500円(税込) ※年間100万円の利用で翌年以降永年無料 | ・0.5% ・年間100万円利用で継続特典10,000ポイント | ・海外/国内旅行 最大2,000万円補償 ・ショッピング補償 最大300万円補償 | 最高200万円 |
上記のように、一般カードでも付帯保険や限度額が十分あるため、普段使いには問題ありません。
年会費は一般グレードでも発生するクレジットカードもありますが、ほとんどが無料または条件付きで無料です。
年会費が必要な場合、毎年の費用負担が増えてしまうため、なるべく年会費無料クレジットカードを選びましょう。
学生でもすぐ作れるクレジットカードを選ぶ

学生がクレジットカードを選ぶときは、即日発行できるクレジットカードがおすすめです。クレジットカードは申し込みからカード到着まで、一般的に1週間~2週間時間を要します。
発行時間が長い場合、厳重に審査をおこなっている傾向にあります。一方で、審査時間が短い場合、限度額が低く設定されているケース可能性もあります。
学生の場合、クレジットカードの限度額は基本30万円以下であるため、審査時間が長いカードを選んだとしても限度額が高くなるわけではありません。
クレジットカード審査が不安であれば、なるべく即日発行に対応しているクレジットカードがおすすめです。
デジタルカードや店舗発行のクレカは、多くが即日発行に対応しています。申し込むときは発行スピードも確認して選びましょう。
学生限定のキャンペーンがあると審査に通りやすい

学生がクレジットカードを選ぶときは、学生ならではのキャンペーンや特典のあるクレジットカードがおすすめです。
学生限定のキャンペーンや特典とは、下記のような特典のことです。
学生限定特典の例
クレジットカード | 特典内容 |
---|---|
三井住友カード | 「学生ポイント」 ・対象のサービス利用で最大+9.5% ・分割払い/あとから分割の手数料全額相当がポイントで還元される |
ナッジカード | 「学生入会キャンペーン」 ・毎月キャッシュバックなどの企画を実施 |
上記のような、学生向けのキャンペーンや特典をおこなっているクレジットカードは、若年層の受け入れに積極的であることから審査が柔軟な傾向にあります。
なるべく、学生がクレジットカードを選ぶ際は、キャンペーンや特典内容もチェックしておきましょう。
学生のクレジットカードの作り方と準備すべきもの

学生がクレジットカードを作る際に、準備しておくべきものや申告する内容を解説します。
クレジットカードは、申込内容によって提出する書類が異なります。また、学生の場合、年収や職業の申告には注意が必要です。
アルバイトをしている学生や奨学金を受け取っている学生などは、年収として申告する範囲や、職業として申告する適切な選択肢を確認しておきましょう。
スムーズにクレジットカードを発行したいなら、自分の状況に合わせて、適切な準備をしてから申し込みましょう。
学生がクレジットカード申込前に準備しておくもの

レジットカードに申し込むときは、事前に下記のものを準備しておきましょう。
①本人確認書類 | クレジットカードの申し込みにおいて、かならず本人確認をおこないます。 本人確認書類は、マイナンバーカードや運転免許証があれば問題ありませんが、学生証は一般的に認められていません。 また、健康保険証や住民票はカード会社によって認められていないため、事前にチェックしておきましょう。 |
---|---|
②支払用口座 | クレジットカードの支払いで利用する、銀行口座を提出します。 ほとんどのクレジットカードは、WEB上で支払用口座を登録できます。 なかには、WEBで口座登録すると、本人確認書類の提出が不要になるクレジットカードもあります。 口座情報がわかる通帳やキャッシュカードを用意しておきましょう。 |
③収入証明書類 | 収入証明書類は、キャッシング枠を希望する際に、提出を求められる可能性があります。 キャッシング枠を希望するなら、アルバイト先の給与明細や源泉徴収票を事前に準備しておくと、審査をスムーズに進められます。 |
学生がクレジットカードへ申し込む際の職業と年収

学生がクレジットカードへ申し込む際は、アルバイトの有無に関わらず職業欄は「学生」とし、奨学金を除いた年収で申告します。
クレジットカードの申し込みでは、年齢や居住状態などの本人情報から、勤務先情報や年収などあらゆる内容を申告します。
なかでも、アルバイトをしている学生は、「職業欄」と「年収欄」で戸惑う人もいるでしょう。クレジットカードの申し込みで職業欄には、アルバイトで働いていても「学生」で申告します。
また、年収欄では仕送りや奨学金を除いた年収を申告しましょう。学生は、無収入でもクレジットカードの審査に通過する可能性は十分にあります。
アルバイトの収入が低くても、問題ありません。わずかでも定期的な収入を得ているなら、クレジットカードの申込時に記載しておきましょう。
クレジットカードの審査で年収は自己申告となり、原則、収入証明書は不要です。ただし、ウソの情報を申告すると審査に通過できないため、かならず正しい年収を申告しましょう。
クレジットカードの申し込みから到着までの流れを解説

クレジットカードの申し込みから、手元に到着するまでの流れをご紹介します。
クレジットカードは、郵送や店舗など受取方法がさまざまあります。
なかでもスピーディーに受け取れる「デジタルカード」を発行している、三井住友カードを例に流れを解説します。
三井住友カードの即時発行の流れ
・WEBから本人や学校などの情報を申告する
・カードのブランドやサービスを選択する
・オンラインで引落口座を設定する
・申込内容や提出書類をもとに審査が行われる(最短10秒)
・審査結果がメールで届く
・電話認証をおこなう
・Vpassアプリにてデジタルカードが発行される
・申込から最短3営業日でカードが発行される
・自宅へカードが到着する
一般的にデジタルカードの発行では、オンラインで引落口座を設定します。
オンラインで口座登録が完了すれば、一緒に本人確認もできるため、本人確認書類の提出が不要になる可能性があります。
ただ、オンライン設定に対応していない口座だった場合、郵送での手続きが必要になるため、事前に対応しているか確認しておきましょう。
学生がクレジットカード審査で知っておくべき必要知識

学生がクレジットカードへ申し込む前に、審査に関して知っておきたい知識をご紹介します。
クレジットカードの審査は、申込時の希望によって難易度が上がる可能性があります。とくにキャッシング枠を希望した場合、審査基準が厳しくなり審査落ちの確率も高まるため注意しましょう。
一部のクレジットカードでは、審査の際に親の同意が必要であったり在籍確認が行われたりする可能性があります。
クレジットカードを申し込んだことを周囲にバレたくない人や、スムーズに審査を進めたい人は、事前に対策方法をチェックしておきましょう。
クレジットカードの審査で「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、基礎知識を知っておきましょう。
キャッシング枠を希望すると審査が厳しくなる

クレジットカードの申込時にキャッシング枠を希望すると、審査が厳しくなり審査落ちのリスクが高くなります。
クレジットカードには、あと払いで利用できるショッピング枠と、現金が借りられるキャッシング枠の2つの枠があります。
2つの枠はどちらも同じクレジットカード会社が審査をおこないますが、適用される法律が異なります。
ショッピング枠の審査で適用される法律は「割賦販売法」です。割賦販売法では年収や住居状態、他社の借入額などから算出された支払可能見込額を元に、審査の可否や限度額を決定します。
一方で、現金を借りられるキャッシング枠の審査では、消費者金融などと同じ「貸金業法」が適用されます。
貸金業法では、すべての借入額が年収の三分の一までと総量規制による決まりがあり、収入がない場合は申し込めません。
また、キャッシング枠は20歳以上など、審査のハードルが高い特徴があります。
どちらも審査項目に関しては大きな差はありません。ただ、審査の方法や基準が異なり、キャッシング枠の方が厳しい傾向にあります。
キャッシング枠は、あとからでも付帯できるため、まずはキャッシング枠なしでの申し込みがおすすめです。
一部のクレジットカードでは親の同意が必要

一部のクレジットカードでは、申し込みの際に親権者の同意が必要です。
2022年4月1日に成人年齢が18歳まで引き下げられたことで、18歳以上であれば親権者の同意なしでクレジットカードに申し込めるようになりました。
万が一支払えなくなった場合など、以前までは親権者へも連絡が来ていましたが、現在は学生本人が責任を負うことになり、親権者へ連絡されるケースは少ないです。
ただ、なかには親権者の同意を必要としているクレジットカードもあります。
日本クレジット協会が発表した調査では、18~19歳のクレジットカード申し込みで親権者の同意を必要とする割合は約20%であると結果が出ています。
親の同意を必要とするクレジットカード会社もあるため、内緒で申し込みたい学生などは事前に確認しておきましょう。
学生の場合、クレジットカードは30万円以下の限度額が多い

クレジットカードの限度額は、学生の場合、ほとんどが30万円以下に設定されています。
クレジットカードの審査では割賦販売法によって、「支払可能見込額」の算出が必要です。しかし、利用可能額が30万円以下の少額であれば、例外措置として支払可能見込額の調査が免除できます。
延滞や借入状況などを確認する簡易審査でクレジットカードを発行できるため、学生の場合は30万円以下の限度額が一般的です。
なかでも20歳未満の学生の場合、限度額は10万円以下である可能性が高いでしょう。
日本クレジット協会の調査では、20歳未満の学生の場合、約半数の割合で最大限度額を10万円以下に設定していると結果が出ています。
20歳未満の学生の最大限度額
最大限度額 | 割合 |
---|---|
30万円以下 | 26.0% |
20万円以下 | 17.1% |
10万円以下 | 54.7% |
クレジットカードを引っ越し費用や旅行代金の支払い目的で発行したいと考えているなら、限度額が不足するかもしれません。
ただ、クレジットカードは一時的に増額できるサービスもあるため、高額の利用予定があるなら事前にクレジットカードへ申請しておきましょう。
アルバイト先へ在籍確認をおこなう可能性がある

クレジットカードでは、アルバイト先へ電話で在籍確認がおこなわれる可能性があります。学生の場合、収入がなくても申し込めるため、基本的に在籍確認がおこなわれる可能性は低いです。
クレジットカード会社によっては、アルバイト先への在籍確認が必要なケースもあります。
在籍確認が必要になった場合、電話に出られなかったり虚偽の申告をしたりした場合、審査落ちとなるリスクがあるため注意しましょう。
また、勤務先の営業時間外などによって、電話が取れない状況が続くとクレジットカードの審査に時間がかかります。
アルバイト先へ事前に伝えるか、クレジットカード会社へ在籍確認の希望実施時間を伝えておくと安心です。
学生は少額限度額でも支払可能見込額を調査する可能性が高い

学生がクレジットカードへ申し込む場合、限度額に関わらず支払可能見込額を調査される可能性が高いです。
クレジットカードの審査では、利用可能額が30万円以下の場合、簡易審査でクレジットカードを発行できます。
しかし、学生が申し込む場合、30万円以下の利用可能額でも、支払可能見込額を調査される可能性があります。
日本クレジット協会が実施した調査では、特例措置に関わらず、80%前後の割合で原則支払可能見込額の調査を実施しているという結果が出ています。
ただ、審査の結果は複数の要因で決定されます。支払可能見込額が調査されたとしても審査通過できる可能性は十分あるため、過度に気にする必要はありません。
「学生は30万円以下だから、簡易審査で通過できるだろう」と過信せず、正しい内容を申告し、しっかり対策しておくことが大切です。
審査では信用情報機関のデータを確認される

クレジットカードの審査では、信用情報機関のデータを確認します。
信用情報機関とは、ローンやクレジットの契約など、信用スコアに関わる情報が登録されている機関のことです。
日本には3社の信用情報機関があり、なかでもクレジットカード会社の加盟登録が多いCIC(株式会社シー・アイ・シー)では、下記のような情報が登録されています。
信用情報機関CICで保有されている情報
申込情報 | クレジットやローンへ申し込んだ際に、業者が支払能力の調査のためにCICへ照会した履歴情報 |
---|---|
クレジット情報 | クレジットやローンの契約内容や支払状況の情報 |
利用履歴 | クレジットやローン会社が利用中に、支払能力の調査でCICに照会した履歴上 |
信用情報機関に登録されているデータでは、延滞などのマイナス情報があると審査に悪影響を与えます。
延滞記録は約5年間残り、他社の審査にも影響を与えてしまうため、クレジットカードやスマホ代金の支払期日には注意しましょう。
学生におすすめのクレジットカード14選を紹介

学生におすすめのクレジットカード15選をご紹介します。
いまからご紹介するクレジットカードは、学生でも便利に利用できる人気のクレジットカードです。
年齢に応じてポイント還元率がアップしたり、学生限定の割引特典が適用されたりと、学生のニーズに合うサービスが利用できます。
ご紹介しているクレジットカードは、簡単な手続きでクレジットカードへ申し込むことができ、利用中も簡単にアプリで管理可能です。
各クレジットカードによって特徴が異なるため、自分のライフスタイルに合ったサービスや特典を比較しましょう。
【楽天カード】貯まったポイントは約500万箇所の加盟店で使える

楽天カードで貯まったポイントは、約500万箇所の加盟店で利用できるため、使い道に困る心配がありません。
楽天カードで貯まるポイントは、「1ポイント=1円」で利用可能です。
楽天グループサービスはもちろん、飲食店から美容院、本屋など多種多様な場所でポイントが活用できます。
また、楽天ポイントの加盟店ではポイントを貯めることも可能です。
なかでもオンラインショッピングの楽天市場で、楽天カードを利用して買い物した場合、3.0%以上のポイントが貯まります。
楽天市場では「お買い物マラソン」や「5と0のつく日」など、ポイント還元率が大幅にアップするキャンペーンを実施しているため、上手く活用すればお得に買い物が楽しめます。
楽天カードは、ポイントを貯めたり使ったりする選択肢が豊富にあるクレジットカードです。
楽天カードの基本概要
申込対象 | 18歳以上(高校生は除く) |
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利用限度額 | 最高100万円 |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 1.0%/楽天ポイント |
発行スピード | 約1週間 |
電子マネー/タッチ決済 | 楽天Edy/楽天Pay/Apple Pay/Google Pay |
【三井住友カードナンバーレス】学生なら最大10%のポイント還元

三井住友カードナンバーレスは、学生が利用する場合、最大10%のポイントを獲得できるクレジットカードです。
三井住友カードには、学生限定で獲得できる「学生ポイント」があります。
下記の対象サービスを利用しているなら、決済手段を三井住友カードに変更するだけで、2.0%~10.0%の還元率でポイントを獲得できます。
三井住友カード「学生ポイント」
サービス | ポイント還元率(通常0.5%を含めた還元率) |
---|---|
サブスク (Hulu/LINE MUSICなど) | 最大10.0% |
携帯料金 (au/docomo/Y!mobileなど) | 最大2.0% |
QRコード決済 (LINE Payでチャージ&ペイでの支払時) | 最大3.0% |
分割払い/あとから分割払い | 分割払いにて発生した手数料全額 |
サブスクや携帯料金など、学生にとっては普段からよく利用するサービスではないでしょうか。
毎月支払う必要のある費用であるため、せっかくならポイント還元でお得に利用しましょう。
三井住友カードナンバーレスの基本概要
申込対象 | 18歳以上(高校生は除く) |
---|---|
利用限度額 | 最高100万円 |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 0.5%/Vポイント |
発行スピード | 最短10秒 |
電子マネー/タッチ決済 | iD/Apple Pay/Google Pay/WAON/PiTaPa |
【JCBカードW】39歳以下限定!スタバやコンビニで最大21倍のポイント獲得

39歳以下限定で申し込めるJCBカードWは、スタバやコンビニで買い物をすると、最大21倍のポイントが還元されます。
JCBカードWは、18~39歳限定で申し込めるクレジットカードです。年会費は40歳以降も無料で、ETCカードなどの付帯カードの発行も無料です。
JCBカードWでは、パートナー店で利用するとポイント還元率が最大21倍までアップします。パートナー店には、スタバやコンビニ、Amazonやメルカリなど学生がよく利用する店舗も対象です。
パートナー店の利用頻度が多いなら、より多くのポイントを獲得できるJCBカードWでお得に買い物をしましょう。
若年層がお得になる特典が豊富なJCBカードWは、はじめてクレジットカードを持つ学生にピッタリです。
JCBカードWの基本概要
申込対象 | ・18~39歳(高校生除く)※入会 ・本人または配偶者に安定収入がある人、または学生 |
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利用限度額 | 非公開 |
年会費 | 永年無料 ※40歳以降も年会費無料のまま継続 |
還元率/還元ポイント | 1.0%/Oki Dokiポイント |
発行スピード | 最短5分 |
電子マネー/タッチ決済 | MyJCB Pay/Apple Pay/Google Pay |
【イオンカード(WAON一体型)】最短30分でイオン店舗から発行可能

イオンカード(WAON一体型)は、最短30分でイオン店舗から発行可能です。
イオンモールでは毎月20日と30日は5%OFFなど、お得なキャンペーンを実施していますが、割引が適用されるのはイオンカードもしくは電子マネーWAON限定です。
遊びに行く予定があるなら、できるだけお得に買い物したいと思うでしょう。イオンカードは、最短30分でクレジットカードを店舗で受け取れます。
遊びに行くまえにWEBから申込手続きを済ませておけば、イオンカードを当日から利用可能です。また、ETCカードも店舗で発行できるため、急きょ出かける予定が入ったときでも便利に活用できます。
ただ、店舗発行できるカードは、イオンマークのある店舗限定で利用できる「仮カード」です。国際ブランドが付いていないため、すべての店舗では使用できません。
イオンカードは、イオンモールや遠方へ出かける予定がある人におすすめのクレジットカードです。
イオンカード(WAON一体型)の基本概要
申込対象 | ・18歳以上 ※高校生は、卒業年度の1月よりWEB申込可能 |
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利用限度額 | 最高100万円 |
年会費 | 無料 |
還元率/還元ポイント | 0.5%/WAONポイント |
発行スピード | 最短5分 |
電子マネー/タッチ決済 | WAON/Apple Pay/iD/AEON Pay |
【エポスカード】デザインは100種類以上!推しキャラで気分も上がる

100種類以上のデザインから選択できるエポスカードは、持っているだけで気分が上がるクレジットカードです。
エポスカードのデザインは、2025年5月時点で100種類以上あります。
- シンプルな通常デザイン
- アニメやゲーム、エンタメとのコラボデザイン
- 商業施設や企業とのコラボデザイン
- 社会貢献につながるカードデザイン
上記のようにさまざまな種類のカードがあり、デザインによって限定特典が付帯します。
たとえば、若年層に人気のアニメ「ワンピース」とのコラボデザインの場合、入会3ヶ月以内に1万円以上の利用でクリアファイル3種類セットがもらえます。
ほかにもカードによっては、オリジナルグッズがもらえたり店舗での買い物で割引されたりなど、嬉しい特典が利用可能です。
エポスカード公式サイトで、利用したい好きなデザインがないかチェックしてみましょう。
エポスカードの基本概要
申込対象 | 18歳以上(高校生除く) |
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利用限度額 | 10万円~ ※最大限度額は非公開 |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 0.5%/エポスポイント |
発行スピード | 最短30分 |
電子マネー/タッチ決済 | EPOS Pay/Apple Pay/Google Pay/楽天Edy/モバイルSuica |
【PayPayカード】チャージ不要でPayPay払い決済が可能

PayPayカードは、チャージ不要でPayPay決済ができるクレジットカードです。PayPayでは店舗や自治体によって、5%offなどのキャンペーンを実施しています。
いざ決済時に利用しようと思ったら「残高が足りない…」「チャージで待たせるのも申し訳ない…」と利用できずに損をしてしまうこともあるでしょう。
しかし、PayPayカードを保有していれば、チャージ不要でPayPay決済が利用できます。
通常時は残高払いで利用し、万が一残高不足だったとき用に、クレジットカードを発行しておくのもいいでしょう。
PayPayカードは、普段PayPay決済を利用している人にピッタリのクレジットカードです。
PayPayカードの基本概要
申込対象 | ・18歳以上(高校生除く) ・本人または配偶者に安定収入がある人 ・本人認証が可能な携帯電話を所持している人 |
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利用限度額 | 最大200万円 (過去30日間で) |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 1.0%/PayPayポイント |
発行スピード | 最短7分 |
電子マネー/タッチ決済 | PayPay・Apple Pay |
【dカード】29歳以下なら国内外の旅行保険付きで安心

dカードは、29歳以下限定で国内外の旅行保険が付帯する、学生や若年層におすすめのクレジットカードです。
dカードの旅行保険は、以前までdカードGOLDのみ付帯していましたが、2021年から29歳以下限定で一般グレードでも付帯されるようになりました。
一般的なクレジットカードでは、海外のみ付帯している保険ですが、dカードであれば国内旅行も補償の対象です。
国内旅行では、損害保険が最高1,000万円補償され、航空便の遅延による費用に関しても最高2万円補償されます。
飛行機が欠航となりホテルがキャンセルになった場合や、手荷物を紛失し、新たに購入した衣服の代金に対してなども補償されます。
dカードは、国内外での旅行が多い学生におすすめのクレジットカードです。
dカードの基本概要
申込対象 | ・18歳以上(高校生除く) ・dアカウントを保有していること |
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利用限度額 | 最大100万円 |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 1.0%/dポイント |
発行スピード | 最短5分(審査完了) |
電子マネー/タッチ決済 | iD/Apple Pay |
【JRE CARD】Suicaと定期券が一体!通学に便利で学生にお得なカード

JRE CARDは、Suicaと定期券が一体型になった、通学に便利なクレジットカードです。
JRE CARDはJR東日本が発行するクレジットカードであるため、電車や駅構内での利用に特化しており、高還元率でポイントを獲得できます。
JRE CARDのポイント還元率アップ条件
条件 | 還元率 |
---|---|
Suicaへのオートチャージ/モバイルSuicaへのチャージ | 最大1.5% |
モバイルSuicaで定期券を購入 | 最大3.0% |
えきねっと(JR券予約)やモバイルSuicaで切符購入 | 最大5.0% |
駅ビルやエキナカのJRE CARD優待店 | 最大3.5% |
JRE CARDはSuicaが一体型になっているため、事前チャージの手間を省けて、なおかつポイントも還元されるSuica利用者には嬉しいクレジットカードです。
貯まったポイントは、Suicaへのチャージにも利用できます。普段から通学やお出かけで電車を利用する学生に、ピッタリのクレジットカードです。
JRE CARDの基本概要
申込対象 | ・18歳以上(高校生を除く) ・電話連絡のとれる人 |
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利用限度額 | 最高100万円 |
年会費 | 初年度無料 ※2年目以降524円(税込) ※JR東日本スポーツ(株)運営の施設利用で無料 |
還元率/還元ポイント | 0.5%/JRE POINT |
発行スピード | 最短即日 |
電子マネー/タッチ決済 | Suica/Apple Pay |
【三井住友カードOliveフレキシブルペイ】口座からクレジットまで一括管理可能

三井住友カードOliveフレキシブルペイは、銀行口座と紐づいており、一括で管理できるクレジットカードです。
三井住友カードOliveフレキシブルペイは、利用明細を確認したり各種手続きをしたりと、ひとつのアプリで複数の機能を管理できます。
また、三井住友カードOliveフレキシブルペイでは、下記の3種類から支払方法が選択可能です。
三井住友カードOliveフレキシブルペイの支払方法
支払モード | 特徴 |
---|---|
クレジットモード | 通常のクレジットカードと同じ、後払いで支払う方法 リボ払いや分割払いが利用可能 |
デビットモード | 銀行から支払った分だけ即時引き落とされる支払方法 口座の範囲内で利用できる |
ポイント払いモード | 貯まったVポイントで支払う方法 ポイント払いでも、追加で0.25%ポイントが還元される |
上記の支払いモードは、アプリで簡単に切り替えられます。
用途によって支払方法を変更できるため、カードを何枚も持ち歩きたくない学生にピッタリのクレジットカードです。
三井住友カードOliveフレキシブルペイの基本概要
申込対象 | ・日本国内在住の人 ※クレジットモードは18歳以上(高校生を除く) |
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利用限度額 | 最大100万円(クレジットモード) |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 0.5%(※ポイント払いモードでは0.25%)/Vポイント |
発行スピード | 約3営業日 |
電子マネー/タッチ決済 | Apple Pay/Google Pay/PiTaPa |
【プロミスVisaカード】アルバイトの学生でも発行可能!キャッシング付きクレカ

プロミスVisaカードは、現金キャッシング付きクレジットカードで、18歳以上であればアルバイトでも発行可能です。
プロミスVisaカードとは、大手消費者金融プロミスと三井住友カードが合わさったクレジットカードです。両方の特徴を併せ持っているため、利用用途が豊富にあります。
また、買い物以外にプロミスの借入れに対してもポイントが還元されるため、お得に利用できます。
クレジットカードにカードローン機能が付帯していれば、飲み会や家賃の支払いなど現金が足らない時でも、コンビニや振込でお金がすぐ手に入ります。
プロミスVisaカードは、万が一の備えとしてキャッシング機能を付帯したい学生や、アルバイトなどで働いている学生におすすめです。
プロミスVisaカードの基本概要
申込対象 | ・18歳以上(高校生を除く) ・本人に安定した収入がある人 ・プロミス会員であること |
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利用限度額 | 最高100万円 |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 0.5%/Vポイント |
発行スピード | 最短3営業日 |
電子マネー/タッチ決済 | iD/Apple Pay/Google Pay/WAON/PiTaPa |
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Amazon Mastercardの基本概要
申込対象 | 18歳以上(高校生除く) |
---|---|
利用限度額 | 最大200万円 |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 1.0%/Amazonポイント |
発行スピード | 最短5分 |
電子マネー/タッチ決済 | iD/Apple Pay/Google Pay |
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リクルートカードは常に1.2%の高還元率で、貯まったポイントは飲み会などのレジャーで利用できるクレジットカードです。
一般的にクレジットカードのポイント還元率は0.5%~1.0%で、特定の条件下で還元率がアップします。
一方でリクルートカードは通常還元率が1.2%と高く、公共料金やスマホ料金などの支払いでもポイントが貯まりやすいです。リクルートカードは、一人暮らしをしている学生にもおすすめです。
また、リクルート系列の「じゃらん」や「ホットペッパービューティー」などで利用すると、最大11.2%まで還元率がアップします。
上記サービスでは、ポイントを貯めるだけでなく利用することも可能です。旅行やレジャーが好きな学生は、よりお得に遊びを楽しめるリクルートカードがおすすめです。
リクルートカードの基本概要
申込対象 | ・18歳以上(高校生を除く) ・本人や配偶者に安定した収入のある人または学生 |
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利用限度額 | 最大100万円 ※学生は最大30万円 |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 1.2%/リクルートポイント |
発行スピード | 最短5分(JCBモバ即入会) |
電子マネー/タッチ決済 | Apple Pay/Google Pay/nanaco/モバイルSuica/楽天Edy/SMARTICOCA |
【Likeme by saison card】22歳以下限定のアオハル特典でお得にキャッシュバック

Likeme by saison cardはキャッシュバック型クレジットカードで、月々の請求額から1.0%分が自動で差し引かれます。
キャッシュバック型クレジットカードは、お得感が実感しやすくポイント交換などの面倒な手続きが不要です。
Likeme by saison cardは、プリクラやSHEINで利用できる割引特典などもあり、若年層向けの優待特典が多いクレジットカードです。
Likeme by saison cardの基本概要
申込対象 | ・18歳以上(高校生可 ) ・電話連絡が可能な人 |
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利用限度額 | 非公開 |
年会費 | 永久無料 |
還元率/還元ポイント | 1.0%/キャッシュバック |
発行スピード | 最短5分(デジタル・ナンバーレス) |
電子マネー/タッチ決済 | Apple Pay/Google Pay/QUICPay/iD/Suica/PASMO |
【ナッジカード】返済は翌日から好きなタイミングでOK!次世代クレジットカード

ナッジカードは、返済が好きなタイミングでできる、学生向けに作られた次世代クレジットカードです。従来のクレジットカードとは違い、翌月末までなら好きなタイミングで返済できます。
ナッジカードは口座振替や振込以外に、手数料無料でセブン銀行ATMからの返済も可能です。口座振替で設定しつつも給与が入ったタイミングでATMから返済するなど、自分の状況に合わせて返済できます。
学生向けナッジカードは、抽選でチケットが当たったり学生応援企画(キャッシュバックなど)を実施していたりと、学生に嬉しい限定特典が付帯しています。
上限が最大10万円までと低めであることから審査通過も難しくなく、学生におすすめのクレジットカードです。
ナッジカードの基本概要
申込対象 | 18歳以上 ※ナッジ学生部は18歳~24歳入会限定(高校生可) |
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利用限度額 | 最大10万円 |
年会費 | 永久無料 |
還元率/還元ポイント | なし |
発行スピード | 最短即日 |
電子マネー/タッチ決済 | Visaタッチ決済 |
学生限定で申し込めるクレジットカードおすすめ4選を紹介

学生限定で申し込めるクレジットカードをご紹介します。学生限定のクレジットカードは、学生のライフスタイルやニーズに合わせた特典が魅力です。
ポイントアップ特典やお得な海外旅行サービスなど、学生の日常をより充実できる限定特典が用意されています。
さらに学生限定のクレジットカードは、在学中の年会費が無料だったり利用金額に応じてキャッシュバックがあったりと、学生生活の経済的な負担を軽減できる特徴もあります。
学生限定カードは、卒業後に自動で一般カードへと切り替わるため、学生のうちにお得な特典を活用しておくのがおすすめです。
【楽天カード アカデミー】利用可能額を自由に設定できるので学生におすすめ

楽天カードアカデミーは、利用可能額を最高30万円まで自由に設定できる、使い過ぎが不安な学生におすすめのクレジットカードです。
利用可能額を10万円~30万円まで自分で調整可能です。使い過ぎや紛失、不正利用が不安な人は最小限度額で設定できるため、安心してクレジットカードを利用できます。
楽天カードアカデミーでは、学生限定の特典も魅力のひとつです。限定クーポンの配布やポイント還元率がアップする、15歳~25歳限定で加入できる「楽天学割」が自動付帯されています。
また、楽天カードアカデミー限定で楽天ブックスや楽天トラベルの利用時にポイント還元率がアップする特典もあります。使い過ぎを防止したい学生や、楽天グループサービスをよく利用する学生におすすめです。
楽天カード アカデミーの基本概要
申込対象 | ・18歳~28歳(高校生除く) ・大学/短期大学/大学院/専門学校に現在在学中の人 |
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利用限度額 | 最高30万円 |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 1.0%/楽天ポイント |
発行スピード | 約1週間 |
電子マネー/タッチ決済 | 楽天Edy/楽天Pay/Apple Pay/Google Pay |
【学生専用ライフカード】貯まったポイントは現金へキャッシュバック可能

学生専用ライフカードは、貯まったポイントを現金でキャッシュバックできるクレジットカードです。学生専用ライフカードでは、貯まったポイントをそのまま電子マネーやタッチ決済として利用できません。
グッズへの交換、もしくは他社のポイントサービスなどに交換する必要があります。ただ、学生限定ライフカードでは、現金へのキャッシュバックが可能です。
貯まったポイントを現金に換金できるクレジットカードは少なく、対応店舗に制限がないため利用用途が大幅に広がります。
また、海外利用時の総額3.0%分も現金でキャッシュバックされます。海外でのホテル代や食事代などの決済を学生専用ライフカードでおこなえば、後日3.0%分の現金が振り込まれるためお得に旅行を楽しめます。
海外旅行や留学を予定している学生にも、おすすめのクレジットカードです。
学生専用ライフカードの基本概要
申込対象 | ・18歳~25歳 ・大学/大学院/短期大学/専門学校に現在在学中の人 ・進学予定で満18歳以上の高校生の方 ※卒業される年の1月以降お申し込みいただけます。 |
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利用限度額 | 最大30万円 |
年会費 | 永年無料 |
還元率/還元ポイント | 0.5%/サンクスポイント |
発行スピード | 最短2営業日 |
電子マネー/タッチ決済 | Apple Pay/Google Pay |
【ANAカード〈学生用〉】スマートU25でお得にフライト!ホテルやレンタカーも5%OFF

ANAカード〈学生用〉はホテルやレンタカーが5%OFFで利用でき、さらに「スマートU25」を活用すればフライトもお得になるクレジットカードです。
ANAカード〈学生用〉は、提携ホテルでの宿泊費や対象のレンタカーが5%OFFで利用できるため、お得に旅行が楽しめます。
なかでも、「スマートU25」は国内線の運賃が割引価格で利用できるサービスで、通常より約半額以下でチケットを購入できます。
ANAウェブサイトの空席照会で確認したところ、東京(羽田)発の大阪(関西)行の普通席の運賃は通常31,410円ですが、スマートU25の場合約60%OFFの12,610円でした。
ただ、スマートU25は国内線の当日予約のみで利用できます。事前予約ができないため、計画的に旅行をしたい人は注意しましょう。
ANAカード〈学生用〉の基本概要
申込対象 | ・18歳以上 ・大学/短大/専門学校/工業高専(4、5年生)/大学院に現在在学中の人 ※未成年は親権者の同意が必要 |
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利用限度額 | 最大30万円 |
年会費 | 在学中無料 |
還元率/還元ポイント | (※国際ブランドによよって異なる) ・VisaまたはMastercardの場合 0.5%/Vポイント ・JCBの場合 0.5%/Oki Dokiポイント |
発行スピード | 最短3営業日で発行 |
電子マネー/タッチ決済 | iD/Apple Pay/Google Pay/PiTaPa/楽天Edy/QUICPay |
【JALカード navi(学生専用)】コンビニやスタバなどの特約店はマイルが2倍

JALカード navi(学生専用)は、コンビニやスタバなどの特約店で利用する場合、貯まるマイルが2倍になってお得です。
JALカード navi(学生専用)は通常1.0%の還元率でマイルが貯まります。さらに特約店で利用する場合、100円につき2マイルの2倍貯まります。
特約店には、コンビニやスタバ以外にも、イオンやENEOSなど日常で利用する店舗も対象です。普段飛行機に乗る機会がなくても、日常の買い物でお得にマイルが貯められるでしょう。
一方で、飛行機に乗る機会が多い学生の場合、貯まったマイルを通常より最大60%OFFのマイル数で航空券に交換可能です。
ほかにも区間マイルの100%が貯まる「ツアープレミアム」が無料で利用できたり、搭乗するたび毎年1,000マイルが付与されたりと、飛行機に乗る機会が多い学生にとっても嬉しい特典が付帯しています。
JALカード navi(学生専用)の基本概要
申込対象 | ※学生時の注意点など ・18歳~29歳 ・大学院/大学/短大/専門学校/高専(4、5年生)に現在在学中の人 ・日本国内で支払可能な人 |
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利用限度額 | 最高30万円 |
年会費 | 在学中無料 |
還元率/還元ポイント | 1.0%/マイル |
発行スピード | 約2週間 |
電子マネー/タッチ決済 | Visaタッチ決済 |
学生がクレジットカードの審査に落ちたときの対処法

万が一、学生がクレジットカードの審査に落ちたときの対処方法をご紹介します。
クレジットカードは審査が必要であるため、かならず発行できるわけではありません。信用スコアや審査基準によって、どんなに対策をしても審査に落ちてしまう可能性が少なからずあります。
しかし、なかには審査なしで発行できるカードや、家族の信用スコアで発行できるクレジットカードがあります。
審査に落ちてしまっても、どうしてもクレジットカードが欲しい学生は、事前にどんな選択肢があるのか知っておきましょう。
半年間開けてから他社のクレジットカードへ申し込む

クレジットカードの審査に落ちてしまった際は、他社含めて半年間の期間をあけてから再度申し込むことをおすすめします。
クレジットカードの審査では、信用情報機関に登録されている照会履歴も確認します。照会履歴とは、クレジットカードやローン会社が審査をおこなう際に、信用情報機関へデータを照会した記録のことです。
照会履歴は、約半年間残ります。照会履歴が残ることに問題はありませんが、短期間のうちに複数社へ申し込むと、審査に悪影響を及ぼしてしまいます。
照会履歴が1ヶ月のうちに3社以上ある場合、申込ブラックと呼ばれる状態になり、審査通過が難しくなるため注意しましょう。
審査落ちたあとクレジットカードへ再度申し込むときは、短期間で2社まで、もしくは半年間の期間をあけることをおすすめします。
本人カードではなく家族カードを発行してもらう

クレジットカードの審査に落ちた際は、親や兄弟に家族カードを発行してもらう手段も有効です。
家族カードとは、家族の持つクレジットカードに対して発行できる付帯カードのことです。
本会員である家族が審査対象となるため、クレジットカードの審査に落ちた学生でも発行できる可能性があります。
ただ、家族カードは下記の4つに注意しましょう。
- 家族カードの利用可能額は本会員と合算される
- 家族カードの利用代金は本会員にまとめて請求がくる
- 家族カードのポイント還元は本会員へ付与される
- クレジットヒストリーが蓄積されない
家族カードは、あくまでも本会員の付帯カードであるため、請求やポイントなどは本会員へ届きます。
家族カードは自分でお金を管理したい人や、購入履歴を見られたくない人には向いていません。ただ、なかには家族間でポイントを移行できるクレジットカードもあります。
付帯保険など本会員と同等のサービスが利用できるため、決済をスムーズにしたい人や海外旅行の予定がある人などには、家族カードがおすすめです。
支払管理がしやすいデビットカードを発行する

デビットカードは、クレジットカードと現金の特徴を併せ持った支払管理がしやすい代替カードです。
デビットカードは銀行が発行するカードのことで、支払いと同時に銀行からお金が引き出される特徴があります。銀行に預けているお金以上は利用できないため、使いすぎる心配がなく支払管理がしやすいです。
ただ反対に、銀行に預けている残高以上は利用できず管理をしっかりおこなう必要があります。いざ決済時に、残高が足りず支払えなければ元も子もありません。
また、デビットカードは銀行口座と紐付けて発行されるカードであるため、一般的に手元に届くまで1~2週間と時間がかかるデメリットがあります。
お金の管理が苦手な人や急いでいる人には、デビットカードは不向きです。しかし、デビットカードは後払いではありませんが、VISAやJCBなどの国際ブランドが付いているため、クレジットカードと同様の使い方ができます。
後払いにはならないため、未成年や学生でも審査不要で発行可能です。デビットカードは、クレジットカードの特徴を活用したい人や、使いすぎを防止したい人におすすめです。
審査なしで持てるプリペイドカードを発行する

審査に落ちてもクレジットカードを使いたいなら、審査なしで持てるプリペイドカードもおすすめです。
プリペイドカードはデビットカードのように事前にカードへ入金し、使った分だけ残高がなくなるカードですが、発行の際に銀行口座を必要としません。
そのため、発行に関わる手間が少ない特徴があります。デビットカード同様に後払いにはならないため、審査なしで発行可能です。
デジタルカードにも対応しているため、即日使用できるプリペイドカードもあります。
プリペイドカードには、「使い切り型」と「チャージ型」があります。使い切り型はコンビニなどで販売されており、購入した金額分だけ利用できるカードです。
一方で、チャージ型はコンビニや振込でお金を入金し、繰り返し利用できる特徴があります。一時的な利用なら使い切り型、普段使いならチャージ型と用途に合わせて選びましょう。
プリペイドカードは、面倒な手続きを避けたい人や急いでいる人におすすめです。
学生がクレジットカードを利用する際の危険性と注意点
学生がクレジットカードを利用する際の、危険性と注意点を解説します。
クレジットカードは便利な決済手段ですが、一方で紛失や詐欺による不正利用などの危険に注意が必要です。
万が一、紛失や不正利用された際に適切な対応ができていなかった場合、損害を被る可能性があります。
紛失や不正利用の被害に合わないためにも、迅速に対処できるよう事前に確認しておきましょう。
学生がクレジットカードを持つときは、事前にトラブル時の対処方法や問い合わせ先を、知っておくことが大切です。
クレジットカードの紛失や不正利用された際の対応方法

学生がクレジットカードを利用するときは、紛失や不正利用などによるトラブルの対処方法を事前に把握しておきましょう。
クレジットカードを紛失した際は、すぐにカード会社へ連絡することが大切です。クレジットカードの紛失で、もっとも注意すべき点は第三者による不正利用です。
すぐカード会社へ連絡し、利用停止と再発行の手続きをおこないましょう。また、警察に「遺失届出書」の提出も必要です。
万が一不正利用された際、適切な手続きができていればクレジットカード会社が60日前までの損害を補償してくれます。(※一部適用されないケースもあります)
また、ネット上の詐欺やスキミングなどで知らないうちにカード情報が盗まれ、不正利用によって被害を受けるケースもあります。
カード会社が調査した結果、不正利用であると認められた場合、紛失した際と同様に60日前まで補償が適用されます。
クレジットカード会社では、紛失や不正利用の際の連絡に24時間対応しているためトラブルがあった際はすみやかにカード会社へ連絡しましょう。
クレジットカードの現金化は規約違反になる

クレジットカードを使った現金化行為は規約違反となるため、絶対に利用してはいけません。
クレジットカードの現金化とは?
本来、商品やサービスを後払いするために設定されている「ショッピング」の利用可能枠を換金する目的で利用することです。
引用元:日本クレジット協会公式サイト
クレジットカードのショッピング枠は、あくまでも商品やサービスを購入するためのものであって、現金化の目的では発行できません。
万が一クレジットカードへ現金化をおこなったことがバレた際は、「強制解約」や「一括返済」など信用情報にキズが付く事態になる恐れがあります。
また、現金化手数料も1ヶ月で10%~30%と高額であるため、希望額以上の支払いを抱えるリスクがあります。
クレジットカードの現金化は、SNSや掲示板で募集されていたり業者が広告を出していたりと、一見して安全そうにみえるかもしれません。
しかし、クレジットカードの規約違反となり、大きなリスクが潜んでいるため絶対に利用しないようにしましょう。
友人や先輩にクレジットカードを貸さない

クレジットカードを友人や先輩に貸した場合、規約違反となり補償などが受けられないリストがあります。
各クレジットカードの会員規約では、「契約者本人のみが利用し、第三者への貸与や譲渡は禁止」と明記されています。
クレジットカードは、申込者本人に限り利用できるものであって、たとえ家族でも貸してはいけません。
カードを第三者に貸した場合、規約違反となりペナルティを受けたり、万が一の補償を利用できなくなったりするリスクがあります。
たとえば、カードを友人に貸したあと不正利用された場合、本来適用されるはずの補償が適用されない可能性があります。
また、意図的に貸したと判明すれば、強制解約などのペナルティを受ける恐れもあります。軽い気持ちでクレジットカードを第三者へ貸してしまうと、思わぬ金銭トラブルに巻き込まれる可能性があるため注意しましょう。
クレジットカードの使い過ぎや延滞に注意

クレジットカードは、使い過ぎや延期に気を付け、計画的に利用しましょう。はじめてクレジットカードを持つ学生は、その便利さから使いすぎてしまうこともあるでしょう。
手元の現金は減らないため支払った実感がしづらく、請求がきて「払えない…」なんてことも珍しくありません。
クレジットカードの支払いを延滞した場合、信用情報機関へ異動(または参考)情報として登録され、約5年間はブラック状態になります。
延滞してもすぐに異動情報が登録されるわけではありません。異動情報は61日以上または3ヶ月以上延滞した場合に、信用情報機関へ登録されます。
今後のクレジットカードやローンの契約が難しくなるため、支払期日はきちんと守りましょう。
クレジットカード会社によっては、利用可能額とは別で自分で制限を設けられたり、利用状況を随時通知してもらえたりするサービスがあります。
クレジットカード会社のサービスも活用しながら、計画的に利用しましょう。
クレジットカードのリボ払いはなるべく避けること

クレジットカードのリボ払いは便利である反面、手数料が高く借金地獄に陥る恐れがあるため、避けた方がいいでしょう。
リボ払いとは、クレジットカードの請求を毎月一定額にできるサービスです。
毎月の支払額が決まっているため、急な高額出費でも決まった額以上はすぐに現金を用意する必要がなく、お金の管理がしやすくなる利点があります。
ただ、リボ払いには手数料が必要です。手数料は実質年率15.0%前後が多く、支払額によって大きな出費になります。
また、毎月一定額の支払いであるためいくら元金が減っているのかわかりにくいです。リボ払いはなるべく避け、もし利用する場合はしっかり計画を立てましょう。
学生が持つクレジットカードおすすめ まとめ
学生がクレジットカードの審査に通過するためには、下記の5つに注意しましょう。
- グレードの高いクレジットカードは選ばない
- キャッシング枠は0円で申し込む
- 短期間に複数のクレジットカードへ申し込まない
- クレジットカードの申し込みでは正しい内容で申告する
- 現在契約中のローンの支払いを延滞しない
学生は、年会費無料や学生限定の特典があるクレジットカードがおすすめです。学生でも審査に通る可能性は十分にありますが、しっかり審査対策を講じることが大切です。
また、使い過ぎや延滞に注意し、将来のためにもしっかり計画的な利用も心がけましょう。