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マイルが貯まるクレジットカードの最強おすすめ【2025年】年会費無料も含めて解説

マイルが貯まるクレジットカード

マイルは飛行機の利用以外にも、マイレージ機能が付いたクレジットカードで貯められます。

マイルをザクザク貯められる最強のクレジットカードを利用すると、飛行機をお得に利用して旅行を楽しめたり、普段の買い物をお得に楽しめたりします。

この記事では最強におすすめなクレジットカードや、マイルを効率的に貯める方法を初心者でもわかるように紹介していきます。

目次

クレジットカードの利用で貯められるマイルとポイントの違い

クレジットカードでマイルを貯めた女性

マイルとは、航空会社のマイレージプログラムで貯められるポイントのことです。マイルは飛行機の利用はもちろん、普段の買い物でも貯められます。

マイルとポイントはそれぞれ使える場所やサービスが違い、マイルは航空会社のサービスに特化している点が特徴です。

一方、ポイントは日常生活でお得に活用できる点が特徴といえます。

マイルも日常の買い物などで利用できますが、マイルの最大の強みは特典航空券への交換や座席のアップグレードなど、航空会社のサービスでお得に活用できる点です。

ANAマイルならクレジットカードで航空券を購入すると高還元率でマイルを貯められますし、JALなら時期に関係なく一律のマイル数で特典航空券を得られます。

貯められるマイルは「ANAマイル」と「JALマイル」がある

クレジットカードで貯まるマイルはANAマイルとJALマイルがある

マイルには「ANAマイル」と「JALマイル」の2種類が存在します。

ANAマイルとJALマイルのおもな共通点
  • マイルの有効期限は3年間
  • フライトで獲得できるマイルはほぼ同じ

ANAマイルもJALマイルも、基本的な有効期限はマイル獲得から3年間です。例えば、2023年7月に獲得したマイルは、2026年7月末に失効します。

ただし、カードの特典などでマイルの有効期限を延長できるケースもあります。なお、マイルの有効期限は会員ページより確認可能です。

また、飛行機の利用で貯められるフライトマイルはANAとJALでほぼ同じですが、フライトマイルから一定の割合で付与される「搭乗ボーナス」はクレジットカードごとに異なります。

フライトマイルの計算式

「搭乗区間の基本マイル」✕「マイル積算率」

※飛行距離が長いほどフライトマイルが貯まりやすい
※マイル積算率は「利用運賃」や「予約クラス」で異なるため一定ではない

クレジットカードでANAマイルを貯めるメリットとは

ANAマイルを貯めるメリット

ANAマイルを貯めるおもなメリットは下記3点です。

ANAマイルを貯めるメリット
  • 航空券の購入なら高還元率でマイルを貯められる
  • 10円相当から利用できる「ANA SKYコイン」と交換できるため貯めたマイルが無駄にならない
  • カードを持っているだけで継続ボーナスマイルを獲得できる

ANAの航空券をANA提携のクレジットカードで購入すれば、1.5%以上の高還元率でマイルを貯められます。

例えば、20万円分のANA航空券をANA提携のクレジットカードで購入すれば、3,000マイルが還元されるのです。

さらに、貯めたマイルは10円相当分から利用できる「ANA SKYコイン」と交換できます。交換は1マイルから可能なため、貯めたマイルを無駄にする心配がありません。

ただし、ANAスカイコインの有効期限は1年間である点には注意しましょう。

なお、ANAマイルなら飛行機に乗らなくても、対象のANA提携クレジットカードを持っているだけで毎年1,000マイル以上の利用継続ボーナスがもらえます。

数年に1回の頻度で飛行機を利用する人は、ANAマイルが貯まるクレジットカードがおすすめです。

クレジットカードでJALマイルを貯めるメリットとは

JALマイルを貯めるメリット

JALマイルを貯めるおもなメリットは下記3点です。

JALマイルを貯めるメリット
  • マイルが直接還元されるためポイントからマイルに移行する手間が省ける
  • 繁忙期の特典航空券はJALのほうが少ないマイル数で獲得できる
  • JALカード特約店でカードを利用すればマイル還元率が2倍になる

JALマイルならクレジットカードの利用でマイルが還元されるため、ポイント移行の手間が省けます。

ANAマイルではポイント移行しなければマイルを獲得できないため、マイレージサービスに慣れていないならJALマイルがおすすめです。

またJALマイルと特典交換券を交換するときは常に一律のマイル数で可能なため、繁忙期はANAマイルよりJALマイルのほうがお得に特典航空券を獲得できます。

繁忙期の札幌−沖縄(那覇)間の必要マイル数

ANAの特典航空券・ローシーズン:8,500マイル
・レギュラーシーズン:10,000マイル
・ハイシーズン:11,500マイル
JALの特典航空券・一律10,000マイル

さらにJALカード特約店でカードを利用すればマイル還元率が2倍になるため、対象のスーパーやコンビニの利用頻度が多いなら効率よくマイルを貯められます。

なお、JALカード特約店は公式サイトやJALカードアプリからいつでも確認可能です。

【主なJALカード特約店】
・イオン
・ウェルシア
・ENEOS
・FamilyMart
・nojima

マイルをザクザク貯めるクレジットカードの選び方

マイルを最強に貯めるクレジットカードとは

マイルをザクザク貯めたいなら、下記3つのポイントを重視してカードを選びましょう。

マイルを貯めるための選び方
  • マイル還元率が高いか?
  • 搭乗ボーナスや入会・継続ボーナスはあるか?
  • 1年間で貯まるマイルが年会費と比較してお得になるか?

マイルをザクザク貯められるクレジットカードを発行できれば、より多くの特典航空券を獲得できたり、普段の買い物をお得に楽しめたりします。

マイル(ポイント)還元率1%以上のクレジットカードを選ぶこと

マイル還元率1%以上のクレジットカード

マイル(ポイント)還元率1%以上のクレジットカードなら、飛行機の利用頻度が少ない人でもマイルを貯めやすいです。

なぜなら、マイレージ機能付きクレジットカードなら固定費の支払いでマイルを貯められるからです。

例えば、還元率1%で年間150万円の固定費を支払えば1年で15,000マイル貯まります。ただし、マイレージ機能付きクレジットカードは還元率が「0.5%~」と低いです。

マイル還元率を高くしたいときは、ANAなら「自動移行2倍コース(プラチナ会員は3倍)」、JALなら「ショッピングマイル・プレミアム」に入会することでショッピング利用時の還元率を1%以上にできます。

それぞれのサービスへの入会には年会費がかかるため、クレジットカードの利用が少ない人にはおすすめできません。

毎月の固定費や普段の買い物をカードで支払うなら、年会費を上乗せしてマイル還元率を高くするのがおすすめです。

搭乗ボーナスや入会・継続ボーナスがあるクレジットカードを選ぶこと

ボーナスポイントがあるクレジットカード

搭乗ボーナスや入会・継続ボーナスがもらえるクレジットカードを選べば、ショッピングや飛行機の利用以外でも多くのマイルを獲得できます。

ANAマイルなら、飛行機に乗らなくても対象のカードを保有していれば、毎年利用継続ボーナスとして1,000マイル以上がもらえます。

JALマイルの場合は年に1回以上飛行機に乗らないとボーナスマイルを獲得できないため、飛行機の利用が少ないならANAマイルが貯まるクレジットカードがおすすめです。

年間で貯まるマイルが年会費と比べてお得なカードを選ぶこと

年会費よりもマイルが貯まる方がメリットがあるクレジットカード

年間で貯まるマイルが年会費と比較してお得になるカードなら、年会費で損をする心配がありません。

例:JALカード(一般)
※ショッピングマイル・プレミアムに加入して年間100万円の支払いをした場合

JAL一般カード
年会費(税込)本会員費:2,200円
ショッピングマイル・プレミアム会員費:4,950円
カード利用額100万円
還元されるマイル(還元率1%)10,000マイル

JALカード一般の場合だと、10,000円マイル10,000円以上の価値があるため、年会費の2,200円とプレミアム会員費の4,950円を払っても元が取れる計算です。

ショッピング利用以外にも飛行機を利用してフライトマイルを貯められたり、利用継続でボーナスマイルを獲得できたりします。

年間のカード利用や飛行機の利用で貯められるマイルが年会費以上になるなら、ゴールドカードなどのステータスカードを発行しても良いかもしれません。

なお一般カードよりもゴールドカードやプラチナカードのほうがマイル還元率が高く、付帯されているサービスも充実しています。

【ANA編】マイルが貯まるおすすめ最強クレジットカード5選

ANAマイルが貯まるクレジットカードおすすめを紹介

ANAマイルの特徴は、通常のショッピング利用時とANA航空券の購入時で還元率が異なる点です。

普段の買い物でマイルを貯めるなら、ショッピングマイル還元率の高さを重視すると良いでしょう。

また搭乗ボーナスもカードによって付与率が異なる場合があるため、飛行機の利用が多いなら搭乗ボーナス率が高いものがおすすめです。

ANAカード(一般)は初年度年会費無料で搭乗ごとに10%のボーナスが貯まる

ANAカードは年会費無料で搭乗10%ボーナスあり

ANAカード(一般)なら初年度年会費無料で発行できます。さらに、搭乗ごとにフライトマイルの10%が搭乗ボーナスとして付与されるため、飛行機の利用が多い人なら効率よくマイルを貯められます。

例えば、往復で付与されるフライトマイルが「1,000マイル」なら、搭乗ボーナスと合算すると「1,100マイル」貯まります。

飛行機の利用が多いなら、搭乗ボーナスでより多くのマイルを貯められるでしょう。

ANAカードの特徴
  • 初年度年会費が無料かつ、2年目以降の年会費も2,200円(税込)と手頃でお得にマイルを貯めやすい
  • 入会および利用継続で毎年1,000マイルが付与される

ANAカードの2年目以降の年会費は2,200円(税込)と手頃です。さらに継続利用すると、継続ボーナスとして毎年1,000マイルが付与されます。

ANAカード(一般)なら、手頃な年会費とボーナスマイルでお得にマイルを貯められるでしょう。

なお入会時には入会ボーナスで1,000マイルが付与されますので、だれでもお得にカードを発行できます。

ANAカード(一般)の基本情報

入会条件満18歳以上であること
※高校生・大学生を除く
年会費(税込)・本会員:2,200円(※初年度無料)
・家族会員:1,100円(※本会員が無料なら家族会員も無料)
ショッピング利用時の還元率0.50%
※2倍コース(年会費6,600円*(税込)なら1%
*JCBは5,500円(税込)
航空券購入時の還元率1.50%相当
入会・継続ボーナス・入会で1,000マイル
・継続利用で1年ごとに1,000マイル
搭乗ボーナスフライトマイルの10%
国際ブランドVisa、JCB、mastercard

ソラチカカード(一般)なら新規入会ボーナスで1,000マイルもらえる

ソラチカカードJCB

ソラチカカード(一般)なら新規入会ボーナスで1,000マイルがもらえます。

さらに東京メトロの定期券をソラチカカードで購入すれば、メトロポイントとOki Dokiポイントの二重取りが可能です。

なお、メトロポイントとOki Dokiポイントはマイルに移行できるため、通勤などで東京メトロの定期券を購入する人なら効率的にマイルを貯められるでしょう。

ソラチカカードの特徴
  • クレジットカード機能とPASMO機能がひとつになっていて、定期券も搭載できる
  • 1枚のカードでANAマイル、メトロポイント、Oki Dokiポイントを貯められる

ソラチカカード(一般)が1枚あれば、クレジットカードとPASMOの両方の機能を利用できます。さらに、東京メトロや京急電鉄など6社の鉄道会社の定期券が搭載可能です。

PASMOオートチャージサービスを利用すれば、PASMOを改札にタッチするだけで不足分が自動的にチャージされます。そのため、急いでいてチャージする余裕がないときでも改札通過が可能です。

ソラチカカード(一般)なら、ANAマイル、メトロポイント、Oki Dokiポイントと、3つのポイントを貯められます。マイルだけでなく他社ポイントも効率よく貯めたい人にはソラチカカードがおすすめです。

ソラチカカード(一般)の基本概要

入会条件満18歳以上で本人または配偶者に安定した収入があること
※高校生を除く学生は入会可能
年会費(税込)・本会員:2,200円(※初年度無料)
・家族会員:1,100円(※本会員が無料なら家族会員も無料)
ショッピング利用時の還元率0.50%
※2倍コース(年会費5,500円*(税込)なら1%
航空券購入時の還元率1.50%相当
入会・継続ボーナス・入会で1,000マイル
・継続利用で1年ごとに1,000マイル
搭乗ボーナスフライトマイルの10%
国際ブランドJCB

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは継続で毎年1,000マイルもらえる

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)なら、カードの利用継続で毎年1,000マイルもらえます。

年会費が7,700円(税込)かかりますが、ショッピング利用時なら1%相当、ANA航空券の購入なら2.5%相当のマイルが還元されます。

毎月の固定費をカードで支払えるなら、一般カードの中ではかなりお得に利用できるでしょう。

年間の還元マイルシミュレーション

固定費100万円分をカードで支払い10,000マイル
20万円分のANA航空券をカードで購入5,000マイル
ANA AMEXカードの特徴
  • 入会特典で最大18,000マイル相当が獲得できる
  • アメリカン・エキスプレスが提供している国内外29空港のラウンジが無料で利用できる

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)に入会後、3ヶ月以内にカードで40万円分利用すると合計18,000マイル相当を獲得できます。

内訳は下記のとおりです。

特典の内訳

ボーナス①入会後3ヶ月以内に1万円の利用1,000マイル相当
ボーナス②入会後3ヶ月以内に40万円の利用12,000マイル相当
通常還元(40万円分)4,000マイル相当
※入会特典をマイルで受け取る場合は、「ポイント移行コース」(年間参加費6,600円(税込))に登録する必要があります。

また、アメリカン・エキスプレスが提供している国内外29空港のラウンジが同伴者1名まで無料で利用可能です。

フライトまでの待ち時間を専用ラウンジで快適に過ごせますので、空港の利用機会が多い人におすすめのサービスといえます。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの基本概要

入会条件満20歳以上で安定した収入があること
年会費(税込)・本会員:7,700円
・家族会員:2,750円
ショッピング利用時の還元率1.00%相当
航空券購入時の還元率2.50%相当
入会・継続ボーナス・入会で1,000マイル
・継続利用で1年ごとに1,000マイル
搭乗ボーナスフライトマイルの10%
国際ブランドAmerican Express

ANAワイカードは入会・搭乗・継続ボーナスでザクザク貯められる

ANAワイカードはマイルがザクザク貯まるクレジットカード

ANAワイドカードなら入会や搭乗、継続利用でザクザクマイルを貯められます。

年会費が7,975円(税込)かかりますが、ANAワイドカードへの入会や継続利用で毎年2,000マイルが付与されます。

ANAワイカードでのマイル還元例

固定費100万円分をカードで支払い5,000マイル
※2倍コース(年会費5,500円(税込)なら10,000マイル
航空券20万円分をカードで支払い3,000マイル
搭乗ボーナス対象のフライトマイルが合計20,000マイル5,000マイル
ANAワイドカードの特徴
  • 搭乗ボーナスがフライトマイルの25%と高く、飛行機の利用頻度が多いほど多くのマイルが還元される
  • ANA航空券の購入なら利用代金の1.5%相当のマイルを貯められる

ANAワイドカードなら、飛行機の利用が多いほどザクザクマイルを貯められるでしょう。なぜなら搭乗ボーナスがフライトマイルの25%付与されるからです。

例えば、年間の搭乗ボーナス対象のフライトマイルが合計10万マイルなら、1年で25,000マイルがボーナスとして付与されます。継続ボーナスやショッピングマイルと合算すれば、年間30,000マイルを貯められる可能性が高いです。

さらに、ANAワイドカードでANA航空券を購入すれば、購入代金の1.5%相当のマイルが貯まります。

年間20万円分のANA航空券をカードで購入すれば3,000マイルが付与されるため、ANAの利用頻度が高い人もザクザクマイルを貯められます。

ANAワイカードの基本概要

入会条件満18歳以上であること(学生不可)
※20歳未満は保護者の同意が必要
年会費(税込)・本会員:7,975円
・家族会員:1,650円
ショッピング利用時の還元率0.50%
※2倍コース(年会費6,500円*(税込)なら1%
*JCBは5,500円(税込)
航空券購入時の還元率1.50%相当
入会・継続ボーナス・入会で2,000マイル
・継続利用で1年ごとに2,000マイル
搭乗ボーナスフライトマイルの25%
国際ブランドVisa、JCB、mastercard

ANAワイゴールドカードはマイルが貯まりやすく空港ラウンジ無料

ANAワイゴールドカード

ANAワイドゴールドカードに入会すれば、入会ボーナスで2,000マイル獲得できます。

さらにANAワイドゴールドカードカード会員なら国内34か所、国外1か所の空港ラウンジを無料で利用できますので、搭乗までの待ち時間も快適に過ごせるでしょう。

年会費は15,400円(税込)かかりますが、ショッピング利用なら1%相当のマイルが還元され、ANA航空券の購入なら2%相当のマイルが還元されます。

ANAワイドゴールドカードの特徴
  • 年間300万円までのショッピング補償が受けられるから、安心して買い物を楽しめる
  • ショッピング利用やANA航空券の購入なら、高還元率でマイルを貯められるためお得

ANAワイドゴールドカードで購入した商品に、万が一破損や盗難があった場合は、年間300万円までの補償を受けられます。

故意に壊したり、重大な過失が認められたりする場合は補償の対象外ですが、ANAワイドゴールドカードで購入した商品なら基本的に受けた損害が補償されます。

ANAワイドゴールドカードのマイル還元率は1%です。固定費の支払いでもマイルを獲得できるため、家賃や光熱費、食費などの支払いからマイルを貯められます。

さらに、利用継続ボーナスや搭乗ボーナスなどのボーナスマイルが充実しているため、マイル初心者でもザクザクマイルを貯めやすいといえるでしょう。

ANAワイドゴールドカードの基本情報

入会条件満20歳以上で本人に安定継続した収入があること
年会費(税込)・本会員:15,400円
・家族会員:4,400円
ショッピング利用時の還元率1.00%
航空券購入時の還元率1.50%相当
入会・継続ボーナス・入会で2,000マイル
・継続利用で1年ごとに2,000マイル
搭乗ボーナスフライトマイルの25%
国際ブランドVisa、JCB、mastercard

【JAL編】マイルが貯まるおすすめ最強クレジットカード5選

JALマイルが貯まるクレジットカードおすすめを紹介

JALマイルの特徴はマイルが直接還元される点です。ANAマイルではポイントからマイルに移行する必要がありますが、JALマイルならマイル移行の手間がありません。

そのため、マイル初心者にはJALマイルがおすすめです。また、飛行機の利用が多い人ならJALマイルをザクザク貯められるでしょう。

なぜなら、JALマイルの入会、継続ボーナスは飛行機の利用を条件に付与されるからです。

そのほかにもショッピングマイル・プレミアムの入会や、JALカード特約店の利用でマイル還元率を高くできるなど、JALマイルには魅力がたくさんあります。

ボーナスマイルだけでなく、ショッピング利用時のマイル還元率にも注目して自分にあった1枚を探してみてください。

JALカード(一般)は初年度年会費無料でボーナスが豊富にある

JAL一般カード

JALカード(一般)なら初年度年会費が無料で、入会搭乗ボーナスや毎年初回搭乗ボーナスなど豊富なボーナスマイルで効率的にJALマイルが貯まります。

なお、入会後の初回搭乗および毎年最初の搭乗で1,000マイルが付与されます。

JALカードの特徴
  • JALカード特約店での利用なら通常より2倍の還元率でショッピングマイルを貯められる
  • ショッピングマイル・プレミアム(年会費4,950円(税込))ならショッピング利用時の還元率が1%

イオンやファミリーマート、ENEOSなどのJALカード特約店でカードを利用すると、通常より2倍の還元率でマイルを貯められます。

普段使いのお店がJALカード特約店なら、効率よくJALマイルを貯められるでしょう。なお、JALカード特約店はJALカードアプリからかんたんに探せます。

JALカードでは年会費4,950円(税込)を支払うとショッピングマイル・プレミアムに入会できます。

ショッピングマイル・プレミアムに入会すれば、どこでカードを利用しても還元率1%でマイルを貯められます。さらにJALカード特約店なら2%還元されるため、ザクザクマイルを貯められるでしょう。

JALカード(一般)の基本概要

入会条件18歳以上で日本国内での支払いが可能であること
年会費(税込)・本会員:2,200円(※初年度無料)
・家族会員:1,100円(※本会員が無料なら家族会員も無料)
ポイントの還元率0.50%~1.00%
※ショッピングマイル・プレミアム(年会費4,950円(税込))なら1%~2%
入会・初回搭乗ボーナス・入会後の初回搭乗で1,000マイル
・毎年最初の搭乗で1,000マイル
搭乗ボーナスフライトマイルの10%
国際ブランドVisa、JCB、mastercard

JALカードSuicaは貯めたマイルを飛行機・電車・バスで利用できる

JALカードSuica

JALカード Suicaなら、貯めたマイルを飛行機や電車、バスで利用できます。特典航空券などに交換しなくても、電車やバスの利用が多い人ならマイルの使い道に困らないでしょう。

さらに、JR東日本エリアでカードを利用(えきねっとやSuicaへの入金)すれば、JREポイントを貯められます。

JREポイントはSuicaにチャージしたりマイルに交換したりできるなど、使い道が豊富です。

JALカードSuicaの特徴
  • 1枚のカードでJREポイントとマイルが貯められて、貯めたJREポイントはマイルに交換できる
  • 貯めたマイルはSuicaにチャージ可能。電車利用が多い人はマイルの使い道に困らない

貯めたJREポイントはマイルに交換できるため、JR東日本エリア内での電車利用が多いなら効率よくマイルを貯められるでしょう。

JREポイントの交換レート

通常必要JREポイント:1,500ポイント
交換マイル数:500マイル
ショッピングマイル・プレミアム*に入会している場合必要JREポイント:1,500ポイント
交換マイル数:1,000マイル
*年会費4,950円(税込)

貯めたマイルは特典航空券やJALサービスでの利用はもちろん、Suicaへのチャージも可能です。

ただしマイルには3年間の有効期限があるため、期限切れには注意しましょう。

JALカード Suicaの基本概要

入会条件日本国内在住の18歳以上で電話連絡が可能であること
年会費(税込)・本会員:2,200円
・家族会員:1,100円
※初年度無料
ポイントの還元率・0.50%~1.00%
※ショッピングマイル・プレミアム(年会費4,950円(税込))なら1%~2%
入会・初回搭乗ボーナス・入会後の初回搭乗で1,000マイル
・毎年最初の搭乗で1,000マイル
搭乗ボーナスフライトマイルの10%
国際ブランドJCB

JAL CLUB EST普通カードは20代限定で毎年2,500マイルもらえる

JAL CLUB ESTは20代限定で2,500マイルもらえてお得

JAL CLUB ESTカードは20代限定で発行でき、毎年2,500マイルがもらえるお得なクレジットカードです。

年会費は7,700円(税込)かかりますが、JAL CLUB EST会員なら通常年会費4,950円(税込)のショッピングマイル・プレミアムに無料で自動入会できます。

そのため実質年会費は2,750円(税込)で、JALマイル還元率1%以上のクレジットカードを利用できます。

JAL CLUB ESTカードの特徴
  • 年会費が7,700円と高めだが、継続ボーナスや各種ボーナスの加算があるためマイルがザクザク貯まる
  • ショッピングマイル・プレミアムに自動入会できるため追加費用なしでマイル還元率を2倍にできる

JAL CLUB EST会員なら入会搭乗ボーナスと初回搭乗ボーナスが1,000マイル上乗せされます。

一般カード会員ならボーナスマイルとして2,000マイル付与されますし、搭乗ボーナスも5%加算されて15%となるため効率よくマイルを貯められるでしょう。

年会費は普通カードの中では高めですが、継続ボーナスや各種ボーナスの加算があるため総合的に判断するとかなりお得なカードです。

JAL普通カードとJAL CLUB EST普通カードのマイル還元率の比較表

JAL普通カード・通常ショッピング利用:0.5%
・JALカード特約店でのショッピング利用:1%
JAL CLUB EST 普通カード・通常ショッピング利用:1%
・JALカード特約店でのショッピング利用:2%

JAL CLUB EST普通カードの基本概要

入会条件20歳以上30歳未満で日本国内での支払いが可能であること
年会費(税込)・本会員:7,700円
・家族会員:4,400円
※初年度はJALカード普通会員分の2,200円が無料
※家族会員のみの入会は不可
ポイントの還元率・1.00%~2.00%
入会・初回搭乗ボーナス・入会後の初回搭乗で2,000マイル
・毎年最初の搭乗で2,000マイル
搭乗・継続ボーナス・フライトマイルの15%
・継続利用で毎年2,500マイルが付与
国際ブランドVisa、JCB、mastercard

JALアメリカン・エキスプレス・カード(プラチナ)

JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナ

JALアメリカン・エキスプレス・カード(プラチナ)会員なら、世界1,300以上の空港ラウンジが無料で利用できます。

さらに、搭乗ボーナスとして対象フライトマイルの25%が加算されるため、飛行機の利用が多い人は効率よくマイルを貯められるでしょう。

カードの特徴
  • JALグループの航空券など、対象の商品購入ならマイル還元率が2%とお得
  • ショッピングマイル・プレミアムに自動入会できるためショッピング利用でもマイルを貯めやすい

JAL アメリカン・エキスプレス・カード(プラチナ)会員なら、JALグループの航空券など対象のサービスを購入したときに、2%の高還元率でJALマイルを獲得できます。

さらに、通常年会費4,950円かかるショッピングマイル・プレミアムに無料で自動入会できます。通常のショッピングなら1%、JALカード特約店でのショッピングなら2%の還元率でマイルが貯まります。

JAL アメリカン・エキスプレス・カード(プラチナ)のマイル還元例

150万円分の固定費をカードで支払い15,000マイル
JALカード特約店で50万円分の支払い10,000マイル
30万円分のJALグループ航空券の支払い6,000マイル

なお、貯めたマイルは年会費の支払いに充てられます

上記の例以外にもボーナスマイルが充実していますので、ショッピング利用が多い人や、JALグループの飛行機を多く利用する人なら年会費以上のマイルを難なく貯められるでしょう。

JAL アメリカン・エキスプレス・カード(プラチナ)の基本概要

入会条件・日本国内での支払いが可能であること
・20歳以上で本人に安定した収入があること
年会費(税込)・本会員:34,100円
・家族会員:17,050円
ポイントの還元率・1.00%~2.00%
入会・初回搭乗ボーナス・入会後の初回搭乗で5,000マイル
・毎年最初の搭乗で2,000マイル
搭乗・継続ボーナス・フライトマイルの25%
国際ブランドAmerican Express

JAL CLUB-A ゴールドカードは3つのボーナスマイルが充実

JAL CLUB-A ゴールドカード

JAL CLUB-Aゴールドカードは「入会搭乗ボーナス」「毎年初回搭乗ボーナス」「搭乗ボーナス」の、3つのボーナスマイルが充実しています。

JAL CLUB-Aゴールドカードのボーナスマイル

入会後の初回搭乗5,000マイル
毎年の初回搭乗2,000マイル
搭乗ごとに加算フライトマイルの25%
カードの特徴
  • ショッピングマイル・プレミアムに自動入会できるからショッピングマイルが通常の2倍貯まる
  • 国内主要空港とホノルル空港のラウンジが無料で利用できる

JAL CLUB-Aゴールドカードに入会すると、通常年会費4,950円(税込)かかるショッピングマイル・プレミアムに無料で自動入会できます。

ショッピングマイル・プレミアムに入会しているとマイル還元率が通常の2倍になり、JALカード特約店なら還元率2%で特約店以外のお店では還元率1%でマイルが貯まります。

JAL CLUB-Aゴールドカードのマイル還元例

150万円分の固定費をカードで支払い15,000マイル
JALカード特約店で30万円分の支払い6,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス2,000マイル

ショッピング利用が多い人や、JALカード特約店の利用が多い人なら年会費以上のマイルを貯められるでしょう。

また、優待航空券やeJALポイントへの交換なら「1マイル=1円相当以上」の価値になりますので、多くのマイルを貯められるならかなりお得です。

さらにJAL CLUB-Aゴールドカード会員なら、国内の主要空港とホノルル空港のラウンジを無料で利用できるため、飛行機に乗るまでの待ち時間を快適に過ごせます。

JAL CLUB-Aゴールドカードの基本概要

入会条件・日本国内での支払いが可能であること
・20歳以上で本人に安定した収入があること
年会費(税込)・本会員:17,600円
・家族会員:8,800円
ポイントの還元率・1.00%~2.00%
入会・初回搭乗ボーナス・入会後最初の搭乗で5,000マイル
・毎年最初の搭乗で2,000マイル
搭乗ボーナス・フライトマイルの25%
国際ブランドVisa、JCB、mastercard

【学生年会費無料】マイルが貯まるおすすめの最強クレジットカード2選

学生におすすめのマイルが貯まるクレジットカードを紹介

学生なら在学中の年会費が無料なうえ、マイルがザクザク貯まる学生専用クレジットカードがおすすめです。

年会費が無料で利用できるうちに多くのマイルを貯めると、マイルを活用して普段の買い物をお得にできたり、豪華な食事や旅行をお得に楽しめたりします。

ANAカードJCB(学生用)は在学期間は年会費無料で毎年1,000マイルもらえる

ANAカードJCB 学生用

ANAカード JCB(学生用)は、在学中の年会費が無料で毎年1,000マイルを獲得できるカードです。年会費が気になる学生でも、ANAカード JCB(学生用)なら気軽にカードを保有できます。

さらにApple PayやGoogle Payにも対応しているため、スマホひとつあればかんたんに決済できる点も魅力です。

ANAカード JCB(学生用)の特徴
  • 学中の年会費が無料。毎年1,000マイルを獲得できるからお得にカードを持てる
  • 卒業時に一般カード(年会費2,200円(税込))に乗り換えると2,000マイルがもらえる

ANAカード JCB(学生用)なら在学中の年会費が無料ですので、お得にマイルを貯められます。

JCBカードならマイル還元率が1%で家賃や光熱費、携帯利用料金などの固定費をカードで支払えば、効率よくマイルを貯められます。

年間の固定費80万円をカードで支払うと?

80万(円)×1(%)=8,000(マイル)
8,000マイル+1,000(ボーナス)マイル=9,000マイル

80万円分のショッピングマイルとボーナスマイルを合算すると、年間で9,000マイル貯められます。9,000ANAマイルがあればローシーズンの「東京−沖縄」間の片道分の特典航空券と交換可能です。

また、卒業時に学生用カードから一般カードに乗り換えると2,000マイルを獲得できます。卒業後もANAカードを利用し続けるなら嬉しい特典といえるでしょう。

ANAカード(学生用)の基本概要

入会条件18歳以上の学生であること
※高校生は不可
※20歳未満は保護者の同意が必要
年会費(税込)在学中は無料
ポイントの還元率・1.00%
入会・継続ボーナス・入会で1,000マイル
・継続利用で毎年1,000マイル
搭乗ボーナス・フライトマイルの10%
国際ブランドJCB

JALカードnavi(学生専用)はショッピング利用100円ごとに1マイル貯められる

JALカードnavi(学生専用)

JALカードnavi(学生専用)は在学期間中に年会費無料でカードを保有でき、ショッピングマイルの還元率が1%です。

さらにイオンやマツモトキヨシなど、JALカード特約店でカードを利用すれば2倍の還元率でマイルが貯まります。

JALカードnavi(学生専用)の特徴
  • 国内線特典航空券が基本マイルの一律50%で交換できるためお得に飛行機を利用できる
  • ボーナスマイルやショッピングマイルサービスが充実しているからザクザクマイルを貯められる

JALカードnavi会員なら、国内線特典航空券が基本マイルの50%で交換できます。

例えば、「札幌−沖縄」間の片道航空券は通常10,000マイル必要ですが、JALカードnavi会員なら5,000マイルで交換可能です。

特典航空券の交換を目的としてマイルを貯めるなら、JALカードnaviは最強のクレジットカードといえるでしょう。

JALカードnavi(学生専用)の年間マイル還元例

90万円分のショッピング利用9,000マイル
10万円分のショッピング利用(JALカード特約店)2,000マイル
継続利用ボーナス1,000マイル

なおJALカードnavi会員なら10,000マイルがあれば札幌−沖縄間の往復航空券と交換できますので、遠出の旅行でもお得に楽しみやすいでしょう。

JALカードnaviの基本概要

入会条件・18歳以上30歳未満の学生であること
・日本国内での支払いが可能であること
年会費(税込)在学中は無料
ポイントの還元率・1.00%~2.00%
入会ボーナス・入会で2,000マイル
搭乗ボーナス・フライトマイルの10%
国際ブランドVisa、JCB、mastercard

クジレットカードでマイルを貯める方法を解説

飛行機に乗らなくてもマイルをクレジットカードで貯める方法

マイルは飛行機に乗らなくてもクレジットカードで貯められます。クレジットカードによるマイルの貯め方は下記3つです。

マイルの貯め方
  • 普段の買い物や公共料金などをマイレージ機能付きカードで支払う
  • 他社で貯めたポイントをマイルに交換する
  • 入会ボーナスやキャンペーンでマイルをもらう

効率よくマイルを貯めて贅沢な旅行を楽しみたい人や、マイルとカード会社のポイント両方をバランスよく貯めたい人は参考にしてください。

普段の買い物など通常のショッピング利用でマイルを貯める

買い物などをクレジットカードで支払ってマイルを貯める方法

ANAマイルとJALマイルは、普段の買い物などのショッピング利用で貯められます。また、家賃や光熱費などの固定費をカード払いにすれば毎月多くのマイルを獲得できるでしょう。

通常のショッピング利用でマイルを貯めるなら、年会費が高くてもマイル(ポイント)還元率が高いカードがおすすめです。

例えば年会費が10,000円で還元率が1%の場合、年間100万円以上のショッピング利用があればショッピング利用だけで年会費のもとをとれます。

なお、年会費が高いほど、空港ラウンジの無料利用やボーナスマイルが増えるなどの特典が充実します。

他のクレジットカードで貯めたポイントをマイルに交換する

カード会社のポイントなど、他社で貯めたポイントからマイルに交換して獲得する方法もあります。

なお、年会費無料のクレジットカードでポイントを貯めて、貯めたポイントをマイルに交換すれば年会費を払わずにマイルを獲得できます。

ポイントアッププログラムが充実しているカード会社のポイントを利用するなら、効率よくマイルを貯められるでしょう。

ただし他社ポイントからマイルに交換するときは、交換レートが1ポイント=1マイルを切るケースがほとんどです。

クレジットカードの入会ボーナスやキャンペーンでマイルをお得に貯める

クレジットカードの入会ボーナスを調べている男性

入会ボーナスやキャンペーンを活用してお得にマイルを貯める方法もあります。

ANAカードなら入会時にカードに応じた入会ボーナスがもらえますし、ANAとJALそれぞれが実施しているキャンペーンで条件をクリアすればマイルの獲得が可能です。

ただし、期間限定キャンペーンに参加する場合は、実施期間に注意しましょう。

最強にお得なマイルの利用方法や使い道を解説

マイルのお得な利用方法や使い道を紹介

マイルは利用方法ごとに価値が大きく変動する場合があります。結論、最強にお得なマイルの利用方法は下記3つです。

最強にお得なマイルの利用方法
  • 特典航空券への交換
  • ANA SKYコインやeJALポイントへの交換
  • 飛行機の座席アップグレード

1マイル=1円相当以上の価値で利用したいなら、航空会社のサービスでマイルを利用するのがおすすめです。

特典航空券への交換は1マイルあたりの価値が高くなる

特典航空券への交換なら、1マイルあたりの価値が高くなります。

例えばJALの「東京(羽田)−沖縄(那覇)」間の特典航空券は片道9,000マイルで交換できますが、東京−沖縄間の普通運賃は通常期で46,600円です。

通常期の普通運賃からマイルの価値を換算すると、1マイルあたり5円以上の価値になります。

ANAの場合はシーズンごとに必要なマイル数が異なりますが、JALは1年中同じ交換レートで特典航空券を得られます。お得にマイルを利用するなら、特典航空券への交換がおすすめです。

ANAスカイコインやeJALポイントへの交換が還元率が高い

ANAスカイコインやeJALポイントへの交換は還元率が高いためおすすめです。ANAマイルの場合、10,000マイル以上をANAスカイコインに交換すると1.2倍以上のレートで交換できます。

交換レートはマイル数や会員ランクに応じて変動しますが、お得に交換するなら10,000マイル以上で交換すると良いでしょう。

JALマイルの場合は、10,000マイル以上をeJALポイントへ交換すると1.5倍のレートで交換可能です。

なお、ANAスカイコインもeJALポイントも、「1ポイント=1円相当」の価値で航空券の購入やツアー代金の支払いに充てられます。

座席をアップグレードさせれば移動時間を快適にできる

飛行機の座席をアップグレードさせるのも最強にお得なマイルの利用方法といえるでしょう。

例えば、「東京(羽田)−ハワイ(ホノルル)」間で、エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードするなら20,000マイルで変更可能です。

東京ホノルル間のビジネスクラスの運賃は約72万円であるのに対し、座席アップグレード可能なエコノミークラスの運賃は約58万円です。

差額14万円を20,000マイルでまかなえたとすると、「1マイル=7円相当」で利用できたことになります。移動時間を快適に過ごすために、マイルで座席をアップグレードさせるのもお得な手段といえるでしょう。

クレジットカードでマイルを貯めたい人によくある質問Q&A

クレジットカードでマイルを貯める時によくある質問

クレジットカードでマイルを貯めたい人によくある質問に回答していきます。

年会費永年無料でマイルを貯められるクレジットカードや、クレジットカードの年会費を支払うタイミングなど気になるポイントについて詳しく解説します。

年会費永年無料でマイルを貯める方法はありますか?

年会費永年無料のクレジットカードでポイントを貯めて、貯めたポイントをマイルに交換すれば可能です。

ただし、他社ポイントからマイルに交換する場合は下記2つのデメリットが生じます。

・ANAマイルかJALマイルのどちらかにしか交換できない場合がある
・マイル還元率が1%を切るケースがほとんどで損をしやすい

例えば、楽天ポイントをANAマイルに交換する場合、交換レートは「2楽天ポイント=1ANAマイル」です。

一般的に他社ポイントをマイルに交換するときは還元率が1%を下回るため、効率よくマイルを貯めるにはおすすめの方法とはいえないでしょう。

クレジットカードの年会費を支払うタイミングはいつですか?

クレジットカードの年会費を支払うタイミングは下記のとおりです。

ANAの場合カードごとに異なる
例(国際ブランドがJCB):カード有効期限月の3か月後の10日
JALの場合カード表面の有効期限月の2か月後
例:「10/23」の場合は10月が有効期限月で年会費の支払いは12月

なお、有効期限月の月末までに退会が完了している場合は次年度の年会費が発生しません。

ANAやJAL以外の航空会社でマイルを利用できますか?

ANAマイルならANAの提携航空会社で、JALマイルならJALの提携航空会社にてマイルを利用できます。

なお、ANAの提携航空会社は「エアカナダ」や「ユナイテッド航空」など、合計26社におよびます。

JALの提携航空会社は「ハワイアン航空」や「大韓航空」など、合計22社です。

どちらも20社以上の提携航空会社がありますが、世界中を旅行するならANAマイルのほうが利便性が高いといえるでしょう。

なお、国内線の利用が多いなら、「ジェットスター・ジャパン」が提携航空会社に含まれているJALマイルを貯めるのがおすすめです。

貯めたマイルを他社ポイントに交換するのは損ですか?

貯めたマイルを他社ポイントに交換する場合、損をする可能性が高いです。

例えば、JALマイルを楽天ポイントに交換するときのレートは下表のようになります。

JALマイルから楽天ポイントへの交換に必要なマイル数

3,000マイル~9,000マイル1マイル=0.5楽天ポイント(0.5%)
※交換は1,000マイル単位
10,000マイル8,000楽天ポイント(0.8%)

特典航空券や座席アップグレードにマイルを利用すれば、「1マイル=5円相当」以上の価値になることもめずらしくありません。

そのため、交換率1%を切る他社ポイントへの交換はマイルのおすすめの使い道とはいえないでしょう。

効率的にマイルを貯めるならクレジットカードは複数ある方がいいですか?

効率的にマイルを貯めるなら複数のクレジットカードを保有するよりも、固定費の支払いや普段の買い物の支払いを1枚のカード払いにまとめたほうが良いでしょう。

また、ANAなら「自動移行2倍コース」、JALなら「ショッピングマイル・プレミアム」に加入すると通常のマイル還元率を1%以上にできます。

ANAとJALのマイレージサービスの詳細

自動移行2倍コース(ANA)・年会費:6,600円※JCBの場合は5,500円
・還元率:1%(200円=2マイル)
ショッピングマイル・プレミアム(JAL)・年会費:4,950円
・還元率:1%(100円=1マイル)※JALカード特約店なら2倍

ショッピング利用が多い人なら複数のカードを使い分けてポイントを貯めるよりも、年会費を払ってマイル還元率を高くするサービスへの加入がおすすめです。

マイルが貯まるクレジットカードのまとめ

クレジットカードで貯められるマイルには「ANAマイル」と「JALマイル」があります。2つのマイルの大きな共通点は、基本的な有効期限がマイル獲得から3年間である点です。

有効期限を過ぎたマイルは失効しますが、ANA SKYコインやeJALポイントと交換できるなど特典航空券との交換以外にもさまざまな使い道があります。

ANAマイルの大きな特徴は、ANA提携のクレジットカードを持っているだけで入会ボーナスや利用継続ボーナスとしてマイルがもらえる点です。飛行機の利用が少ない人でもANAマイルなら貯めやすいでしょう。

また、JALマイルの大きな特徴は特典航空券を常に一律のレートで交換できる点です。年末年始やGWなどのハイシーズンに旅行に行く人なら、ANAよりお得に特典航空券を交換できるでしょう。

それぞれのマイルごとにメリット・デメリットが存在しますので、自分の利用スタイルに合った1枚を探してみてください。

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